2011.04.25
 
「四天王寺手斧始め式」が、大阪市無形文化財に指定されました

 和宗総本山・四天王寺(大阪市天王寺区)の年中行事であり、弊社の仕事始めの儀式でもある「四天王寺手斧(ちょんな)始め式」が、平成23年4月1日、大阪市指定無形文化財となりました。
 手斧始め式は、毎年正月11日、四天王寺金堂内にて、四天王寺執事長様ご臨席のもと、四天王寺正大工(しょうだいく)の称号を持つ、金剛家当主をはじめ、金剛組の社員・宮大工の出仕により、執り行われる儀式です(一般非公開)。一年間の工事の安全を祈願するもっとも重要な儀式として、今日まで守ってまいりました。この度の無形文化財指定を励みとし、これからも、ますます腕を磨き、伝統を絶やすことがないよう、精進いたします。

 

手斧始め式の様子。原木から柱を切りだす一連の大工仕事を模した作法を行います。(写真は「墨掛大事」)
 

金剛家39代当主、金剛利隆による「手斧打大事」

 
『摂津名所図会』(寛政10年[1798]刊)より「(四天王寺)金堂手斧始」の図。   江戸時代から広く知られた儀式であったことが分かります。